「妊娠は病気じゃない」上司からの一言に…

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5年ほど前の話です。

1人目の妊娠がわかった時
私は大手企業の営業マンでした。
外回りは当たり前、
自転車で市内全域を回る毎日。

アポを詰めに詰めるタイプの私は
訪問先から次の訪問先まで走っていく毎日でした。

流石に妊娠したら走ってはいけないと思ったので、
交通機関を使って移動したりしましたが
なかなか悪阻には勝てないし
眠気もすごい…!
(とはいえ世の中の妊婦さんと比べれば軽い方だったとは思います…)

いよいよ悪阻が本格化してきたので
外回りが辛くなってきて
社内から電話で営業するようになりました。
その時に言われた上司の一言が
かなりこたえたんです。

「妊娠は病気じゃないんだから」

なんだか、
病気してるわけじゃないんだから
営業回りしてこいよ、
と言わんばかりの言葉で
結構グサリときました。

確かに病気では無いです。
病気では無いけれど
大事な命を背負ってるのですから
出来る限り無理をしたくない、
無理をして後で後悔したくないんです。

いまではイクボスやら
マタハラやら
色んな言葉が飛び交い始めたおかげで
そういった発言は
減ってきているのかもしれません。

とはいえ悲しい発言や態度は
無くならないものです。

私は
「諦めるな、立ち向かえ」な性格なので
社内にいながら負けじと
電話営業をしたものです。

マタハラだ!と思ったとしても
めげずに立ち向かいたいところです。
私はマタハラ発言をした上司に対し
「あの人も元は赤ちゃんだったんだから
体験したことないから分からないよね
仕方ないよね」
と謎の想像を膨らませて乗り切りました。笑

あとは社内に味方を作るに限ります。
1人でもいいんです、
気持ちをわかってくれる人がいるだけで
大きく心の余裕が違います…!

確かに周りに迷惑かけることがあるかもしれない、
それには甘えていいと思います。(勿論適度にですが…)
命を背負ってるんですから。
けれどそれはまた、自分でない誰かの番が来た時に
恩返ししたいと思ってます。

皆さんのマタニティ生活も
悪阻や周りの環境など辛いこともあると思います。
でも、赤ちゃんが産まれたら
あまりの可愛さに嫌な思い出もぶっ飛びますので
是非、赤ちゃんを楽しみに
心穏やかなマタニティライフをおくれますように…!