未来のことを考える手順 その1

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先日、老後に不安になったsabrinaが
何を考えてどんな行動を起こしたかは
ご説明しましたね。

見てない!という方は以下ご覧ください。
老後までの収支と資産を計算してみた

あなたの「今」を把握していますか?

未来のことを考えるために
まず、以下のことを把握します。

1)毎月の収支はどれくらいなのか?
2)自分が何歳の時に
  いくら収支があって
  どれくらい資産が
  溜まっていくのか?
3)子供が何歳の時に
  いくら位かかるのか?
  また、毎月の支出は
  どれくらいかかるのか
4)老後の収入は年金含めて
  どれくらいになるのか?
5)怪我、病気、高度障害、
  死亡など状況が変わった時
  収支がいくらになるのか

まずは、1~3をお話したいと思います。

1)毎月の収支はどれくらいなのか?

まず、毎月収支をリスト化し
平均いくら位お金が行き来しているのか
を把握します。

———————————–
▼リスト例
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☆収入
 給料、売電

★支出
 家賃、管理費
 食費
 おむつ・服・習い事、保育料や授業料
 電気代、ガス、水道
 個人年金、医療保険、生命保険、学資保険
 年金支払、国民健康保険
 車の保険(12分割)、保育保険(12分割)
 市県民税、固定資産税(12分割)
 貯金
 電話代
 カード支払い
 お小遣い


▼カテゴリ別に分けてみると意外な発見もあります。

A 「未来に備えるお金」
  個人年金や年金の支払いのこと
B 「増減しやすい日常の支出」
  水道光熱費や食事、カード、
  お小遣いなどの変動する出費のこと
C 「金額を固定して確保」
  家賃支払、貯金、税金、市県民税など

未来に備える為に、
いくら投資できるのか?
何%までを未来に託すのかを
考える必要があります。

たとえば、
収入の20%は未来のために運用する!と
決めたのであれば
収入が増えた時に、
無駄遣いせずに未来へ投資ができます。

(まあ、未来が安泰であれば、
 無駄遣いして幸せ気分に浸るのもありですw)

横道それましたが
上記リストを使って
現在の収支を計算できますね。

※ざっくりサンプル作った画像です

▼では、未来ではどうでしょう?

子供ができたら
月にいくら使ってあげますか?

保育園に行くようになると
月いくらかかりますか?
習い事は行きますか?

小学校に上がると、
入学にかかる費用はもちろんですが・・
学童は公私どちらにしますか?
お小遣いはいくらあげますか?

中学校
入学にかかる費用はもちろんですが・・
部活は入りますか?
塾は行きますか?行くとすれば何年生から何ヶ月ですか?
お小遣いはいくらあげますか?
受験は公私どちらにしますか?

高校
塾は行きますか?
行くとすれば何年生から何ヶ月ですか?
お小遣いはいくらあげますか?
大学に行きますか?専門学校に行きますか?

大学や専門学校
一人暮らしはしますか?
仕送りはしますか?

意外とぱっと考えただけでも
月々に膨大な金額がかかることが
わかるかと思います。

この辺を考えておかないと
いざというときに金利付きのローンに
頼らざるを得なくなります。

2)自分が何歳の時にいくら収支があって
  どれくらい資産が溜まっていくのか?

これで大事なことは、
収入が上がる見込みは出来る限りしない。
ボーナスも最低限もらえる金額にする。

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▼リスト例
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収入予測
・自分や夫の年給
※収入が上がる見込は出来る限りしない。
 ボーナスも最低限もらえる金額にする。

支出予測
・支出予測ステージ1(保育料抜き)
・支出予測ステージ2(食費2万増える)
※支出はライフステージによって変わる
 保育料が無償化したら?
 子供が大きくなって食費増えたら?

夫婦差引資産
収入予測と支出予測から引き算して
毎年どれくらい資産が
溜まっていくのかを計算します。
※もちろんこれはライフステージにより
 上下しますよね。

3)子供が何歳の時にいくら位かかるのか?
  また、毎月の支出はどれくらいかかるのか

こどもたちの年齢ごとの収支を計算します。
▼収入予測
こども手当
学資保険

▼支出予測
保育園、
小学校入学関連、小学校給食費、学童保育
中学校入学関連、中学校給食費、
高校入学関連、高校給食費、高校学費関連
塾、クラブ活動、一人暮らし、お小遣い

支出予測に関しては
自身の校区の情報を調べる必要があります。
給食費や学童の金額などは
ネットで調べればすぐわかります。
公立or私立プランはお好みで・・

考える事が山盛りすぎてゾットするんですが
後々泡ふくよりは全然マシです。

つづく

次は老後の話と
怪我や病気の保障の話をまとめたいと思います。