未来のことを考える手順 その2

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老後に不安になったsabrinaが
何を考えてどんな行動を起こしたか
現状の把握をどうしていったか
についてはご説明したとおりです。

見てない!という方は以下ご覧ください。
老後までの収支と資産を計算してみた
未来のことを考える手順その1

把握すること

未来のことを考えるために
まず、以下のことを把握します。
前回は1~3までをお話したので
今回は4以降のお話です。

1)毎月の収支はどれくらいなのか?
2)自分が何歳の時に
  いくら収支があって
  どれくらい資産が
  溜まっていくのか?
3)子供が何歳の時に
  いくら位かかるのか?
  また、毎月の支出は
  どれくらいかかるのか
4)老後の収入は年金含めて
  どれくらいになるのか?
5)怪我、病気、高度障害、
  死亡など状況が変わった時
  収支がいくらになるのか
4)老後の収入は年金含めてどれくらいになるのか?

みなさん、、
私もそうですが老後なんてまだまだ先
もうちょっと後で
考えればいいでしょって思ってません?

私はそこを疑って
リアルに計算してみたんです。

老後(ここでは60歳以降とします)に
月どれくらいの収入があって
どれくらいの余裕があるか
ざっくり試算したことはありますか?

早い段階で確認してほしいのは以下

・年金が月あたりいくらもらえるのか?
・自身で契約している保険や年金は、
 いつどのタイミングで
 いくらもらえるのか?

公的年金以外のもので
私と主人が契約している
老後にと貯蓄投資しているものは以下
・個人年金
 55歳で払い終えて、60歳から10年間
 変額定額で上下した金額をもらう。
・生命保険(返戻金目当て)
 変額定額で上下した金額を返戻金としてもらう
・投資(ドル建て)
 60歳で払い終えて、10年もしくは一括でもらう

これを含めた上で、
100歳まで生きれるか?を考えます。

家を購入していれば
家賃支出がなくなりますし
子どもたちが出て行くとなると
食費も減りますよね。
その分仕送りや里帰り出産的な出費、
孫のお小遣いとか考えないとですが・・!

で、ここで問題なのですが
画像を見て思うことありますか?

「いや、資産結構溜まってないか?大丈夫なんじゃ・・」

大丈夫ではないんですよ・・・
健康寿命が100歳までって
なかなか難しいものです。
きっと病気になったり
足が不自由になってきたり
色々と支障が出るわけですよ。

で、良くも悪くも
老人ホームに入るとかなったらどうします?

家を売れば元手があるかもしれません。
子供が家を引き継ぐとなったら?

老人ホームへの入会金や
月々の家賃、食事代など、
結構かかるんですよ。

老人ホームによっては、
病気になった時に
ケアしてくれるかどうかも違います。
月額の違いで、部屋の広さや
設備も大きく変わってきます。

心配性すぎなのかもしれませんが
我が家は収入がないほうなので
これくらい心配しているほうが
老後は楽しいこと考えて過ごせるんでは・・・
と勝手な妄想を繰り広げております。

5)怪我、病気、高度障害、死亡など状況が変わった時
  収支がいくらになるのか

怪我で入院をしても保障があるから大丈夫。
なんて思ってませんか?

いざ計算してみると
意外と苦しいってなる可能性があります。
入院した時の給与って
どうなるか知っていますか?

▼傷病手当金がもらえる条件
・社会保障がある会社員であること
・有給休暇消化していること
 
傷病手当金が最長18ヶ月もらうことができます。 
私の場合は16万/月でした。
傷病手当金計算方法はこちら

主人は自営業なので社会保障がありません。
所得補償保険たるものもありますが、かなり掛け金が高くなります。
なので小規模企業共済とかに加入して
貸付してもらうとかがベストなのかもしれません。

とかなんとか調べ始めると
怪我、入院、病気、手術、
高度障害のレベルに応じた手当だけでなく
死亡した時に家族にいくら入ってくるのか
のあたりも計算しないと

自分に、夫になにかあった時に
子供の生活や未来が守れるのか?なんて
不安の闇に吸い込まれるわけです・・


▼ここで抑えておきたいポイント

契約している保険だけをチェックするのは大間違い
ということです。
実際に怪我や入院などにならないと
知ろうとも思いませんが
さきほど申し上げたように
公的保障があります。

自営か会社勤めかで大きく変わりますが
そのあたりも調べる必要があるのです。


▼高度障害について

これもないとは言い切れないので
確実に確認していたほうが良いと思います。

高度障害とは?
常に重い障害状態のことで
その後の生活に重大な支障をきたす
状態になることをいいます。

高度障害には等級があり
その等級に応じて保障が変わってきます。
障害等級表/厚生労働省

▼高度障害の公的保障はどこまで受けられる?

例えば私であれば
1級障害 11.9万円/月~
2級障害 10.3万円/月~
3級障害 4.9万円/月~
障害手当金 115万円(一時金)
※障害手当金は
 傷病手当金が終了したあとに申請
※障害年金等級表を確認

主人は自営業なので
1級障害 11.9万円/月
2級障害 10.3万円/月
3級障害 なし
障害手当金 なし

あとは住宅ローンやあらゆる保険が
返済不要になったりもします。
我が家は、
高度障害も保険入っているので
万が一高度障害になると
私の場合月15万円、主人の場合は
月10万円の保険が支払われます。

▼死亡した場合も考えておく
人生本当に何が起こるかわからないので
死亡した場合に誰にいくら入るのか?
は計算しています。

あまり考えたくない話ですが
いざ本当に何かあった時、困るのは残された家族ですから・・

▼ちなみに私が死亡した時は、こんな感じになります。

子供18歳未満→遺族基礎年金12.5万円/月
18歳以上→遺族厚生年金4.9万円/月+α
パパ65歳以上→6.5万円/月
住宅ローン支払い免除
あと、あらゆる保険が支払い免除になり死亡金も出ます。

ということで本気で色々考えました。
みなさんもお時間があればちょこちょこと計算してみてください。

いやいや、そんなの考えている時間もったいないんですけど。。という方は

個人で色々考えるのが本当に大変だよ・・
という方は、ファイナンシャルプランナーに相談するのも一つの手です。

ただし、かならず公的保障も含めてのマネープランを検討してもらうように
お願いしてくださいね。
無駄な保険は入らない、それが一番ですから。


▼数ある保険代理店から
「人柄」と「経験」より厳選したFP個人を紹介してくれるサイト

※関東・関西・東海・四国在住の方限定みたいです
担当FPの人柄と経験で選ぶなら【保険ガーデン】


▼経験5年以上等の評価項目を満たす優秀なFPのみと面談ができるサイト
FPに相談!【保険コネクト】


最後に

ここまで読んでくださった方にプレゼント。
私がせっせと作った収支計画表エクセルです。
エクセル下手くそなので、完全無償提供ですw

よかったら使ってくださいね^^
sample_shushi